榎本瑞希
大型で非常に強い台風14号が九州に近づき、宮崎県や鹿児島県で暴風雨に見舞われている。
「風が強く、立っていられない状態」
宮崎県日向市の海辺で民宿「金ケ浜」を営む女性(47)は不安そうに話した。
雨や風は18日朝から強まり、建物の真下まで波が届いているという。「満潮を迎える夜が心配です」
民宿はサーフィン客が中心。17日からの3連休中は全13部屋が予約で埋まっていたが、飛行機の欠航などで次々とキャンセルの連絡が入った。
1組だけ宿泊予定だったが、危険を考慮し、別の場所に宿泊してもらったという。
台風に備え、屋外の看板や机はすべて撤去。窓際の畳もぬれないように片付けた。
「今できることはすべてやった。竜巻などで被害が出ないことを願うばかりです」(榎本瑞希)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル